【USED】ボーノルド ヴィンテージパイプ 78/スウェーデン
※ユーズド品ですので、ご来店いただき、実際に手に取りご検討いただく事をお勧め致します。
■全長 130mm
■火皿 高52mm×幅48mm
■火皿 内径18mm
■重量 60g
<BO NORDH(ボー・ノルド)のパイプ>
1960年代ヨーロッパを離れアメリカに紹介されるやいなや高い評価を受けた北欧パイプ作家の系譜は大別すると以下の4つに分類できます。
① 『イヴァルソン・ファミリー』、
② 『ポウル・ラスムッセン・ファミリー』、
③ 『ラールセン工房』、
④ 『パイプ・ダン』
スウェーデン人作家『ボー・ノルド』は『イヴァルソン・ファミリー』に属する作家で、『シックステン・イヴァルソン(パパ・イヴァルソン)』の6人の直弟子の一人になります。
6人の直弟子とは『ラルス・イヴァルソン(シックステンの息子)』、『ヨーン・ミッケ』、『コノウィッチ親子(エミール&イエス)』、『アルネ・ユング』、
そして今回の『ボー・ノルド』です。親友『アルネ・ユング』と同時期にイヴァルソン工房で修行を重ねていました。
『第一期ハンドメイドパイプ御三家(パパ・イヴァルソン、ラスムッセン、ミッケ)』亡き後、『第二期ハンドメイドパイプ作家御三家』の一人として『ラルス・イヴァルソン』、『イエス・コーノウィッチ』と共に『巨匠』として長く君臨していました。
『ノルド』が『無冠の王者』とも呼ばれた巨匠であったのにはいくつかの特筆すべき点があったと言われています。
① 『ミッケ』に引けを取らないデザイン性これまでに無かった様々なシェイプを次々に考案したデザイナー的センスは『ミッケ』にも劣らないと高く評価されています。
② 完成度の高い職人的技術力基本的に煙道を太く取ることによってどんな煙草でも煙草自体のダイレクトな味を楽しめる様に製作された師匠『シクステン・イヴァルソン』同様に絶品と評価される煙道の作り込みによって制作されたどの作品に於いても『良好な吸い味』なパイプという一面があります。
デザインを重視するがあまり吸い味に疑問を持たれる事のあったミッケを凌ぐ点と言えます。
③ 『アルネ・ユング』の存在同時期にイヴァルソン工房で修行を重ねていた『アルネ・ユング』『ユング』がクラシック・シェイプ系のパイプを突き詰めたシャープさであったのに対し、『ノルド』の特徴は千変万化なシェイプ・ワークであったという
違いはあるものの、フォルムのシャープさや絢爛たる仕上げという点は、しのぎを削って競った『ユング』のそれに決して劣らないと言えます。
④ 絶対的製作本数が少ない事によるコレクターの志向という面『ノルド』の作品は、本場殊に北欧市場で意外なほど知名度の低い『イヴァルソン』&『ミッケ』に比べて評価が高い様です。
これは北欧市場では『喫味重視』であった為と考えられています。
他の市場に比べブランド重視の『コレクション志向』が低い点にあると言われています(コレクター志向の強いアメリカに於いては3者ともに高評価を得ています)。
殊に作家名などを有り難がる日本市場では絶対的製作本数の少なさ故に逆に評価が低いと言える状況のようです。日本では『イヴァルソン・ファミリー』のパイプは銀座の老舗パイプ専門店である『佐々木商店』の初代店主が紹介し、1960年代後半-70年代半ばのパイプブームにあって人気を博しました。
ボーノルド説明/英文